がばい旋風

佐賀北の夏」というタイトルの本を読んだ。実に三回目。

2007年の夏に公立高校でありながら、帝京や広陵などの強豪私学を破って優勝した。佐賀県立佐賀北高等学校の野球部の話。実に面白い。

勝戦では広陵のエース野村(現広島カープ)に4-0と完全に抑え込まれていた。

8回裏、ヒットとファーボールで押し出し一点を返す。そして3番バッターの副島が野村のスライダーを左中間スタンドへ飛び込むホームラン。まさにミラクルのような逆転劇だった。

 その当時、岐阜県の萩原で開拓伝道をしていた。その試合は働いていた製材所の休憩室にあるテレビで見た。ちょうど休憩時間に逆転満塁ホームランのシーンがあり、今も脳裏に焼き付いている。大変な時期だっただけに、どれだけ励まされたか。